転がり軸受・ギヤボックスの振動データ収集・解析
概要
転がり軸受やギヤからの音や振動の発生でお悩みではありませんか？ 振動データ解析結果の判断やレポート作りにお困りではありませんか？ 弊社は経験を積んだスペシャリストが専門的知識・経験をベースに、このような振動問題を抱える方や、保全に携わる方への問題解決をサポートします。
こんなケースに最適です
ポンプ等の転がり軸受やギヤから異音や振動が発生している
回転機械の振動解析に特化した解析装置と専門プログラムを用いて振動データを収集し、更に機械の運転状態のパラメータを参考にして原因調査・解析を行い、対策案を提供します。
振動データ収集の結果を保全に反映したい
弊社管理の測定器だけではなく、お客様の振動計を使用しての振動データ収集業務が可能です。また、データを採取するだけでなく、その結果から機械の状態を考察することができます。
近接するフレームやタンクと回転機械の共振問題
現地調査を行い、振動の発生原因を追及する手段の提案、解析作業を実施します。
ギヤ油や軸受油などの潤滑油の振動法による評価
旧銘柄油を使用した時の振動と、新油を使用したときの振動データを収集・ＦＦＴ解析し、互いのデータを比較することにより、潤滑状態の評価をします。
事例
ファンの軸受から異音に対する、運転継続可否の判断
運転中に振動解析を実施し、解析結果から緊急の停止は必要ないと報告しました。結果、十分な準備期間を設けて計画的に機械を停止させ、軸受の交換を行いました。。機械の緊急停止を避けて生産性低下を防ぐことができました。
一度も交換していないロールの転がり軸受の使用継続判断
運転中の転がり軸受を振動解析したところ外輪に傷発生の疑いがあり、機会をみての交換を提案しました。もともと半年後のオーバーホールを予定しておりましたが、この結果から新しい転がり軸受を十分な準備期間で調達でき、余裕を持った保守を遂行できました。